自己紹介
私の専門は保育で主に子どもたちの遊ぶ環境や遊び場面での保育者の援助について研究をしております。子どもたちの生活の中心は遊びと言われております。好きな遊びをしながら試して考えたり,友達と関わったりしながら他者とのコミュニケーションを学んでいきます。子どもたちの遊びを通した学びのプロセスを支えるために保育者はどんなことができるか?こんなことを授業ではみんなで考えています。
保育を志すみなさんへ
千葉明徳短期大学の2年間は自分を知り,他者を知る2年間になると思ってます。本学では1年次の早い時期から実習にいき,互いに事例を持ち合いながら自分の意見,他者の意見を交わしあいながら学びや次の実践につなげていきます。その中で「子ども理解」を学んでいきます。「子ども理解」とは簡単に言うと「今その子どもはどんな気持ちなのか」「どんなことを求めているのか」を捉えることです。これをどうとらえるのかによってその子への関わりが変わっていきます。このことを自分で解釈するのではなく他者の意見も聞くことで子ども理解の幅が深まります。
また,他者と意見を交わしていく中で自分が子どもと関わる中でどんなことを大事にしているのか分かってきます。それは他者と関わる中で見つかる,培われるかけがえのないものです。自分の良さを知り,他者の良さを見つけられる。そんな素敵な人に成長する2年間だと思っています。
卒業後の姿
前述のとおり,実習の振り返りでは他者の意見を交わしあいながら「子ども理解」を学んでいきます。当然のことながら子どもはもちろん,他者の考えていることを100%理解できません。しかしながら子どもたちは自分を理解しようとしてくれる大人を頼りにします。ですので,保育者には子どもの声や思いを捉える姿勢が必要になります。本学で学び,実習での振り返りを積み重ね,子どもの声や思いを捉える姿勢を身につけることで「子どものよき理解者」として現場で活躍できるようになります。
実績と特筆事項
幼児の「遊びの夢中度」を科学的に分析する研究者
- 鬼ごっこ遊びのプロセス
- 3歳児の夢中度の変容
- 幼児の笑いの発達
→ 子どもの“夢中になる瞬間”を丁寧に読み解く研究が特徴。
保育者の学び・理解プロセスを扱う研究
- TEM・NIRSなどの分析手法を用いた混合研究
- 保育者が子どもの心情を理解するプロセス
→ 保育者の成長を科学的に支える研究領域にも強み。
教育実習の不安・学生の行動変容など“養成校の学び”にも精通
- 教育実習の不安の実態と変化
- フィールドワークによる価値・行動変容
→ 学生支援・学びのデザインにも深い知見。
現場経験 × 大学院での専門研究
- 蒲町こども園での保育教諭経験(2017〜2022)
- 宮城教育大学大学院(生活科教育専修)修士課程修了
→ 現場経験と研究の両方を持つ“実践と理論をつなぐタイプの研究者”。
学会活動・委員歴が豊富
- 国際幼児教育学会 第45回大会 事務局長(2023–2024)
- 日本乳幼児教育学会 第34回大会 実行委員(2024)
- 世田谷区 実践充実コーディネーター(2025〜)
→ 若手ながら学会運営にも深く関わる積極的な研究者。
著書・研究紀要の発表多数
- 『基礎から学べる保育内容(環境)ワークブック』
- 『基礎から学べる保育内容(人間関係)ワークブック』
→ 保育内容の基礎を学生にわかりやすく伝える教材づくりにも参加。